V O I C E

2010-05-19 00:00:00
新緑の季節は、話題の「長谷川等伯」を始め〜良質な展覧会に恵まれて様々な絵画を楽しみました。久しぶりのvoiceはウォーミングアップに、神戸と京都のお気に入りの小さな美術館をご紹介します。




まずは神戸〜ソレイユデザインのご近所さんでもある隠れ家的私設美術館「香雪美術館」。ここは仏教美術から茶道具などの日本東洋の古美術コレクションで知られていますが、時折開催される現代作家の企画展も魅力です。この春の「堀文子展」は、サライの挿絵など幅広いファン層を持つ堀さんの人気で多くの方が訪れていました。小さいけれど四季の移ろいを感じさせてくれる前庭もあるので、近隣の弓弦羽神社や石塀の続く散歩道などと合わせて、桜や紅葉の季節に暇を持て余したら、ふらりといかがでしょう。




京都のお気に入りは、祇園にある「何必館・京都現代美術館」。こちらの魅力はひとえに館長梶川氏の情熱的で偏見のない美への奥深い知性と愛情によって育まれているもので、HPの過去の展覧会リストを見るだけでも、その片鱗を感じ取ることができるでしょう。北大路魯山人に触れるならここ何必館での展示がお薦めです! 私はここ数年恒例となっているMAYA MAXX展が大好きで(現在開催中)GWに訪れました。作品を見終わった後、最上階の光庭〜吹き抜けて空に繋がる坪庭でほっとひと息つくのも楽しみのひとつです。名前の由来をHPから抜粋させていただきます。

人は定説にしばられる。
学問でも、芸術でも人は定説にしばられ
自由を失ってしまう。
定説を「何ぞ必ずしも」と疑う
自由の精神を持ちつづけたいという願いから
「何必館」と名づけました。

何だか嬉しくなるでしょう!
また次の展覧会を楽しみに待つ・・・静かに心に響く美術館です。